朝起きて、まず肌を見る。洗顔したあとも、メイクをするときも、 外出先で鏡を見たときも、気づけばまた肌を確認している。
夜になれば、今日の肌はどうだったかなと考える。 肌に長く悩んでいると、一日の中で何度も何度も 肌のことを考えていることがあります。
「今日は荒れていないかな」
「また赤くなっていないかな」
「明日はどうなっているんだろう」
そして、ふと思うんです。
「一日くらい、肌のことを何も考えずに過ごしたい」
川口市で、5年・10年以上など長く続く肌悩みを中心に パーソナル肌診断を行っている安川です。 新規のご相談は月2名までお受けしています。
今回は、肌のことを無理に忘れる方法ではありません。 ずっと肌のことを考えてしまう毎日の中で、 少しだけ肌から離れられる時間をつくることについてお話しします。
朝から夜まで、頭のどこかに肌がいる
肌に長く悩んでいると、鏡を見ているときだけ 肌のことを考えているわけではありません。
朝の洗顔後、メイクをするとき、人と話しているとき、 写真を撮られたとき、ふと鏡に自分の顔が映ったとき。 日常のいろいろな場面で、肌へ意識が戻ってきます。
「さっきより赤くなっていないかな」
「このままで大丈夫かな」
「何かした方がいいのかな」
肌のことを考えたくて考えているわけではないのに、 気づけば頭のどこかに肌がいる。 それが毎日続けば、「もう少し肌のことから離れたい」と 思うこともあると思います。
「肌を気にしないようにしよう」は、たぶん難しい
そんなとき、「気にしなければいい」と言われても、 簡単にはできませんよね。
気になるものは気になります。 とくに何年も肌に悩んできた方なら、 肌の小さな変化にも目が向くようになっていることがあります。
だから私は、 「肌のことを考えないようにしよう」 と無理に目標を立てなくてもいいと思っています。
考えないようにしようとするより、 まずは自分がどんなふうに肌を見ているのか。 そこを少し変えてみる方が、私は大切だと思っています。
でも、「心配するために肌を見る」時間は減らせるかもしれません
肌が気になっているときは、 知らないうちに「悪くなっていないか」を 確認するために肌を見ていることがあります。
また荒れていない?
赤くなっていない?
毛穴が目立っていない?
昨日より悪くなっていない?
何度確認しても不安になり、 また少しすると鏡を見たくなる。 そんなこともあるかもしれません。
そこで一度、 「大丈夫かな?」ではなく「今日の私の肌はどう?」 と見てみます。
悪いところを探すためではなく、 今の肌を知るために見る。 同じ「肌を見る」でも、目的が少し変わります。
同じ「肌を見る」でも、意味は少し違います
心配するために肌を見ると、 どうしても気になるところへ目が向きます。
「ここ、昨日より赤いかも」
「また何かできている」
「何かしなきゃ」
でも、今日の肌を知るために見ると、 見るところは少し広がります。
- 今日は乾燥している?
- 火照っている感じはある?
- ベタついているところは?
- いつもより落ち着いているところは?
- 洗ったあとの肌はどうだった?
「悪いところはない?」と探すのではなく、 「今日はどんな肌?」と知ろうとする。
私がパーソナル肌診断で大切にしている 「肌を見る」は、こちらです。
今日の肌が分かると、「何をしなきゃ」が少し減っていく
肌が気になると、 「何かした方がいいのでは」と考えやすくなります。 新しい化粧品を探したり、いつもより多くつけたり、 何度も触って確認したくなることもあります。
でも、まず今日の肌を見ることができれば、 「何を足そう?」より先に、 今のお手入れを今日の肌にどう使うかを考えられます。
- 今日はどのくらい使う?
- 今日は何回くらい水分を与える?
- どんなつけ方がいい?
- どのタイミングがいい?
「何かしなきゃ」ではなく、 「今日の肌には、どうしてあげよう?」
そうやって、その日の肌に合わせて 量・回数・つけ方・タイミングを考えていきます。
肌のお手入れが終わったら、いったん肌から離れる
今日の肌を見た。 そして、今日のお手入れも決めた。 必要なお手入れをした。
それでも、そのあと何度も 「大丈夫かな?」と確認したくなることがあると思います。
そんなときは、 「今日はここまで」 と一度区切ってみるのも一つです。
肌を放っておくということではありません。 今日の肌をちゃんと見て、 今日必要だと思うお手入れをしたからこそ、 そのあとは少し肌から離れてみる。
本を読む。コーヒーを飲む。誰かと話す。 好きなテレビを見る。出かける。 肌ではないものへ気持ちが向く時間があってもいいと思うんです。
「肌を考えない日」より、「肌から離れられる時間」を少しずつ増やす
一日中、肌のことをまったく考えない。 そこまでを最初から目標にしなくてもいいと思います。
30分でもいい。
1時間でもいい。
食事をしている間でもいい。
誰かと話している時間でもいい。
気づいたら、 「そういえば今、肌のことを考えていなかった」 という時間が少しずつ増えていく。
私は、それでいいと思っています。
肌を考えない一日を無理につくるのではなく、 肌を考えなくていい時間を少しずつ増やしていく。
自分だけでは、肌を何度も確認してしまう方へ
長く肌に悩んでいると、 自分の肌を冷静に見ること自体が 難しくなっていることがあります。
鏡を見るたびに悪いところを探してしまったり、 お手入れが合っているのか不安になったり、 何をどのくらいすればいいのか分からなくなったり。
パーソナル肌診断では、 今の肌だけを見るのではなく、 これまでどんなお手入れをしてきたのかも一緒に整理しながら、 今日の肌をどう見ていくかを考えます。
自分だけでは肌の見方が分からなくなっている方は、 今の肌と、これまでのお手入れを一緒に整理するパーソナル肌診断 についてもご覧ください。
「肌のことを考えない日が欲しい」
そう思うくらい、 これまで毎日たくさん肌のことを考えてきたのだと思います。
無理に忘れようとしなくても大丈夫です。 まず今日の肌を一度見てみる。
「今日はどう?」
そして、今日のお手入れを決めて、 必要なお手入れをしたら、 「今日はここまで」と一度肌から離れてみる。
肌を考えない一日ではなく、 肌を考えなくていい時間を少しずつ増やしていく。
そんな時間も、 肌と長く付き合っていくためには 大切なのではないかなと思っています。

